NEWS & RELEASE

2015.9.1

『SEND(センド)』が「Techable」に掲載されました。

2015年9月1日、弊社が展開する生産物・情報流通プラットフォーム「SEND(センド)」について、「Techable(テッカブル)」に掲載いただきました。「Techable(テッカブル)」は、テクノロジー、ソーシャルメディア、マーケティングの最新トレンドや、次代をつくる国内外のスタートアップベンチャーのニュースを配信するニュースサイトです。

 

掲載記事はこちら: http://techable.jp/archives/30765

 
 

必要な食材を必要な人へ!全国の生産者と需要者を直接つなぐ食のプラットフォームとは?

食のQ&Aアプリ「FoodQ」を運営するプラネット・テーブルから、興味深いサービスが登場した。
 
8月25日にリリースされた「SEND」は、生産者と需要者をダイレクトにつなぐ、食の流通・情報プラットフォーム。
既存の流通規格や量に縛られず、食材を必要な場所へ届ける、オンライン受発注システムである。
 
・発送の手間とコストが大幅にダウン
生産者側にとって、都市部の細かい需要を獲得することは容易ではない。
生産しながら都市部で営業するのは難しいうえ、ごく一部の近郊農家を除けば、「翌日届けて欲しい」といった、店舗側の急な需要に応えることもできない。さらに、レストラン1店舗ずつの取引量は少なく、梱包の手間と送料ばかりが嵩み、結果的に取引が長続きしない、という問題を抱えていた。
 
こうした状況の中、生まれたのが「SEND」だ。その仕組みは、ごくシンプル。まず、農家や酪農家など、食材の生産者と、それを必要とするレストラン等の需要者が、それぞれデータ登録しておく。そこから「SEND」が、使い手のオーダーを取りまとめ、週数回に分けて発注をかける。生産者は「SEND」から届く需要に応じて、食材をまとめて発送する。荷捌・配送はSENDが一手に引き受ける上、出荷量を買い取るので、決済も一元化される。
 
規格外の食材廃棄解決策としても有効
生産者側は不揃いな形や規格外のサイズに、悩まされる必要もなくなる。
相手はそうしたことに縛られない、食材のプロたち。自身のニーズを満たす物であれば、何の問題もない。
 
別の見方をすれば、これは無用な食材廃棄の解決策ともなり得るのだ。
人と食べ物との密接な関係構築をめざす、同社ならではのサービス。食材流通の新時代を切り拓くか、今後の展開に期待したい。

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